<令和6年10月2日>県立一関工業高校のインフラメンテナンス工事現場見学会を開催しました!!
県が管理する道路橋は約2,700橋あり、建設してから50年以上経過する橋の割合が、現在約4割のところ20年後には約8 割にまで上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。
このため、インフラメンテナンスに関する興味・関心の促進と土木技術者の担い手の確保・育成を目的に、県では高校生を対象としたインフラメンテナンス工事現場見学会を開催しています。
令和6年度の第2弾として、令和6年10月2日(水曜)に県立一関工業高校(土木科1年生)を対象とした現場見学会を開催しましたので、お知らせします。
~道路メンテナンスの理解向上と土木技術者の担い手の確保・育成を推進~
現場見学会には、土木科1年生の生徒34人が参加し、県南広域振興局土木部一関土木センターが工事を進めている主要地方道一関北上線の中里橋(堤内地側)の工事を見学しました。
現場見学会では、受注者の株式会社平野組(一関市)の指導を受けながら、ARによる三次元モデルと現実風景のマッチング体験や補強工事で行う鉄筋の組立て体験なども実施しました。
現場見学会に参加した生徒たちは、県や受注者の説明を熱心に聞きながら、インフラメンテナンス工事を興味深く学んでいる様子でした。
県では、本現場見学会等を通じて、高校生に道路インフラメンテナンスの必要性や重要性の理解を進めてもらうとともに、将来のインフラメンテナンスなどを担う土木技術者の担い手の確保・育成の推進に取り組んでいきます。
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