【令和4年3月2日】大船渡漁港海岸(細浦地区)の水門・陸閘自動閉鎖システム(大船渡漁港細浦水門)を運用開始しました!
県が東日本大震災津波からの海岸高潮対策事業として大船渡漁港海岸(細浦地区)で事業を進めている水門・陸閘自動閉鎖システムについて、大船渡漁港細浦水門の運用を開始しましたのでお知らせします。
大船渡漁港海岸(細浦地区)で水門・陸閘自動閉鎖システム(大船渡漁港細浦水門)を運用開始!
県が東日本大震災津波からの海岸高潮対策事業として大船渡漁港海岸(細浦地区)で事業を進めている水門・陸閘自動閉鎖システムについて大船渡漁港細浦水門の運用を開始しました。
大船渡漁港海岸(細浦地区)では陸閘4基(うち1基は常時閉鎖)、水門1基を整備しており、今回、水門1基を運用開始しました。
これで大船渡漁港海岸(細浦地区)の水門・陸閘自動閉鎖システムは全て運用開始となります。
水門・陸閘自動閉鎖システムの整備により、津波時に現地で人が操作することなく、災害に強い専用の衛星回線を使用し、安全かつ迅速・確実に陸閘を閉鎖することができます。
しかし、水門や陸閘を閉鎖しても、街を守りきれない津波があります。
津波注意報等が発表されたら、ただちに安全な場所へ避難してください。
また、陸閘閉鎖に伴い、主要地方道大船渡広田陸前高田線など(詳細は上部写真を参照)が通行止めとなりますので車で避難の際はご注意ください。
なお、現地で実際に動作を確認しながら、当システムの仕組みを説明する説明会を開催する予定です(陸閘1基を動作させる予定です)。
日時などの詳細は当ホームページでお知らせします
当センターでは、地域の水産業が持続的に成長していくために、災害に強い漁港海岸保全施設工事に全力で取り組んで参ります!
通常時は扉体が浮上しないよう、函体に設けたフックにより扉体先端を係留している。
水門・陸閘自動閉鎖システムにより係留フックが開放され、閉鎖(浮上)を開始します。
先端が水面に出る高さまで浮上(写真の状態)後、潮位上昇に伴う水位差を利用して、所定の角度まで無動力で起立する。
【大船渡漁港海岸(細浦地区)の事業概要】
【事業概要(海岸高潮対策事業)】
防潮堤延長:L=487.2m
水門・陸閘自動閉鎖システム設備:陸閘3基 水門1基
常時閉鎖陸閘:1基
関連情報
このページに関するお問い合わせ
沿岸広域振興局水産部大船渡水産振興センター 漁港漁村課 管理計画チーム
〒022-8502 岩手県大船渡市猪川町字前田6-1
電話番号:0192-22-9386(内線番号:232) ファクス番号:0192-21-1229
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。