【令和6年1月11日】綾里漁港海岸(港地区)で水門・陸閘自動閉鎖システムの住民説明会を開催しました!

ページ番号1071282  更新日 令和6年1月18日

印刷大きな文字で印刷

 県が東日本大震災津波からの海岸高潮対策事業として綾里漁港海岸(港地区)で事業を進めている水門・陸閘自動閉鎖システムについて、水門及び陸閘の運用を令和5年12月22日から行っており、令和6年1月11日に住民説明会を開催しましたのでお知らせします。

綾里漁港海岸(港地区)で水門・陸閘自動閉鎖システムの説明会を実施!

説明会の状況
説明会の様子(綾里漁港水門)

 県が東日本大震災津波からの復旧・復興事業として綾里漁港海岸(港地区)で事業を進めている水門・陸閘自動閉鎖システムについて、綾里漁港水門、綾里漁港3号陸閘、綾里漁港4号陸閘の運用を開始しており、令和6年1月11日に地域住民や地元漁業者を対象に住民説明会を開催しました。

 令和5年12月22日から大船渡水産振興センター管内の水門・陸閘自動閉鎖システムは全て運用開始しています!

 説明会では、水門・陸閘自動閉鎖システムの概要今回運用開始する箇所について説明し、実際に水門及び陸閘を動作させて閉鎖する様子を見学していただきました。

 また、陸閘に設置されている非常扉実際に開閉体験していただいたほか、挟み込み防止装置(人や車両の挟まれを検知する)の説明を行いました。

 これにより、どのように陸閘が動作するかを見て、体験していただき、今後の避難行動を考える際の参考となることを期待しております。

 水門・陸閘自動閉鎖システムの整備により、津波時に現地で人が操作することなく、災害に強い専用の衛星回線を使用し、安全かつ迅速・確実に陸閘を閉鎖することができます。

 しかし、陸閘を閉鎖しても、街を守りきれない津波があります。

 津波注意報等が発表されたら、ただちに安全な場所へ避難してください。

 また、陸閘ゲートの閉鎖に伴い、交差する道路が通行止めとなりますので、車で避難の際はご注意ください。

 当センターでは、地域の水産業が持続的に発展できるよう、災害に強い漁港海岸保全施設工事に全力で取り組んで参ります!

suimon
水門閉鎖の見学状況
陸閘閉鎖
陸閘閉鎖の見学状況
挟まれ検知
挟み込み防止装置体験状況
非常扉
非常扉開閉体験状況
平面図
綾里漁港海岸(港地区)平面図
一般図
水門一般図・防潮堤断面図

【綾里漁港海岸(港地区)の事業概要】

【事業概要(災害復旧事業)】

全体延長 L=299.4m

 防潮堤(T.P.+11.6m) L=220.3m

 水門 N=1基(自動閉鎖)

 陸閘 N=2基(自動閉鎖)

  • 令和5年12月22日運用開始

このページに関するお問い合わせ

沿岸広域振興局水産部大船渡水産振興センター  漁港漁村課 整備チーム
〒022-0004 岩手県大船渡市猪川町字前田6-1
電話番号:0192-22-9386(内線240) ファクス番号:0192-21-1229
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。