花巻市(平成23年度 政党要望)

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ページ番号1001233  更新日 平成31年2月20日

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1 東日本大震災を踏まえた今後の防災対策について

(1)活断層の再調査について(東日本大震災の発生に関連して余震が各地で多発していることから、当市西部を縦断している花巻断層帯の活動に繋がるのではないか等、活断層に対する市民の関心が高まっており、同断層帯を含む活断層の再調査の実施について要望)

県では、国の交付金を活用し、県内の活断層調査を平成7年度から平成9年度にかけて実施しており、その成果は、文部科学省が所管する地震調査研究推進本部の活断層の長期評価に利用されています。
地震調査研究推進本部においては、新たな長期手法を導入し、平成22年度から順次、活断層の長期評価の見直しを最新の各種観測データを用いて実施しているところであり、県としてはその結果を踏まえ、現地再調査の必要性や国への要望について検討していきます。

  • 部局名:総務部
  • 回答課名:総合防災課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)ダムの安全性の調査について(当市内にある田瀬ダム、豊沢ダム、早池峰ダム、葛丸ダムの安全性について早急に調査を実施するとともに、万一決壊した場合の浸水域や浸水速度及び被害シミュレーションの調査の実施について要望)

国や県が管理しているダムでは、東北地方太平洋沖地震の発生直後及びその後の大きな余震が発生した直後に点検を行っています。目視による破損の有無や計測データの推移を確認した結果、ダム堤体の損傷は無く安全であることを確認しています。その後も、定期的な巡視や計測を行うなど、適正なダム管理に努めていることから、現時点では、その他の追加調査の必要性はないものと考えています。
また、ダムは地震に対する十分な安全性を確保するように設計・施工・管理を行っているため、決壊した場合の被害想定を行うことは現時点で考えておりません。
今後も地震等の自然災害発生時に適正に対応できるよう、良好なダムの管理に努めていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:河川課
  • 反映区分:D 実現が極めて困難なもの

2 花巻空港の地方航空路線網の拡充と公共交通アクセスの充実について

(1)羽田便の実現等地方航空路線網の拡充について(羽田便をはじめとした国内地方航空路線網拡充の働きかけを、既存路線就航航空会社にとらわれず新たな航空会社も含め積極的に取り組むとともに、中国や台湾、韓国などからのチャーター便の増便への積極的取り組みについて要望)

県では、国内地方航空路線網の拡充に向けて、航空会社や関係機関に対して、要望等の働きかけを行ってきたところです。これにより、平成23年5月に新たにフジドリームエアラインズによる花巻名古屋線が就航し、平成24年3月25日からは1日2往復化されます。また、同じく3月25日から日本航空による花巻福岡線が再開されることになり、県では、同路線のPR等利用促進に努めていきます。
羽田線については、首都圏へのアクセス手段の多様化のほか、羽田空港の国際化に伴い、東アジアの主要都市への乗継という利用価値もあることから、地元自治体と連携し各航空会社へ羽田便の開設を要望してきたところです。今後とも航空会社との意見交換など情報収集に努めながら、その可能性について検討していきます。
国際チャーター便については、震災及び原発事故の影響により、海外からの誘客が厳しい状況の中、ハワイ、韓国、台湾へのチャーター便が運航されたところです。
今後は、観光関係者と一層の連携のうえ、旅行の安全・安心をPRするなどのセールス活動を行い、平泉の世界遺産登録等による旅行需要の掘り起こし等により、国際チャーター便の運航拡大に繋げていきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:空港課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

(2)花巻空港への公共交通アクセスの充実について(空港利用者の利便性向上のため、最寄り駅とされる花巻空港駅、新花巻駅や、花巻市交流会館と空港を結ぶシャトルバス等の運行について、県空港利用促進協議会と連携し取り組まれるよう要望)

花巻空港への交通アクセスの充実については、引き続き、県空港利用促進協議会や花巻市など地元関係者と連携して取り組んでいきます。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:空港課
  • 反映区分:B 実現に努力しているもの

3 主要地方道の整備について

(1)主要地方道花巻大曲線の整備について(本路線の西鉛地区から旧野外活動センターまでの区間の改良整備)

主要地方道花巻大曲線の西鉛地区から旧野外活動センターまでの区間の整備については、交通量の推移や公共事業の予算の動向等を見極めながら検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路建設課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(2)主要地方道盛岡和賀線の整備について(北湯口地区と大瀬川地区の歩道整備

歩道設置については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

(3)主要地方道盛岡大迫東和線の整備について(大迫町内川目中野向地区から小償地区までの区間の歩道整備)

歩道設置については、各地域から多くの要望があることから、必要性や緊急性の高い箇所から整備を進めています。
御要望の箇所については、今後の交通量の推移、地域の沿道状況や県全体の進捗等を踏まえ検討していきますが、早期の事業化は難しい状況です。

  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 反映区分:C 当面は実現できないもの

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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