KDDI株式会社東北総支社(いわてDX大賞2023、2024応募事例)
au XR Doorで巡る三陸鉄道の旅(いわてDX大賞2023応募事例)
取組概要
東日本大震災や新型コロナウイルス感染症拡大の影響で岩手県三陸地域は人口や観光客数の減少という課題を持っており、岩手県三陸地域の魅力を発信する「au XR Doorで巡る、三陸鉄道の旅」を制作した。
取組の成果
アプリ「au XR Door」の中には約60のコンテンツがあり、今回制作した「au XR Doorで巡る 三陸鉄道の旅」は全コンテンツの中で40%の起動率となっている。(2023年3月末に本コンテンツがリリースされてから、9月末までの半年間の平均起動率。)
コンテンツ発表や、共同発表、またX(旧Twitter)などのイベントと連動し起動率は20%~80%の間で変化があった。
コンテンツ全体に占める割合の多さから、三陸地域の魅力の発信、認知向上に一定の貢献ができたと評価している。
「三陸いきものクエスト」による生物多様性の可視化について(いわてDX大賞2024応募事例)
取組概要
株式会社バイオームが開発・運営する”いきものコレクションアプリ”「Biome(バイオーム)」を活用し、地域住民等が参加するイベントや報告会の開催を通じて、青森県八戸市・種差海岸から岩手県宮古市・石浜漁港までの区間における「みちのく潮風トレイル」沿いに生息する生物に親しむ機会を作るなどの環境保全活動を行った。
取組の成果
集計期間(2024年7月25日~9月30日)の間に、674件の投稿があった。投稿者数は103人、投稿種数は177種類であった。対象エリアの全域にわたって投稿が確認され、特に青森県(蕪島、葦毛崎、種差海岸)、岩手県(久慈市街、浄土ヶ浜)の周辺に投稿が集中していた。希少種について、青森県・岩手県・環境省においてレッドリストに掲載されている19種が確認された。この中には地域レベルで絶滅の危機に瀕している種のほか、全国的にも個体数が減少傾向または分布が限られる種が含まれていた。
生物多様性の保全において、精緻かつ実地に即した生物データを記録するにあたって、広域多点的な観測が不可欠である。Biomeのクエスト機能を活用した市民科学的アプローチによる調査を通して、東北沿岸部の自然環境や動植物の魅力を伝えると同時に、広域多点的にリアルタイムな生物データを取得することができた。