「食の匠」 二戸市 工藤潤子 『きんかもち』

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ページ番号1014987  更新日 平成31年2月20日

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料理の紹介

二戸市の斗米地域は畑作が盛んなところで、主に小麦、そば、大豆を栽培しているところが多くありました。お盆には、どこの家でも新小麦を使い、手打ちうどんやまんじゅう、串餅、きんかもちを作って仏様にお供えしました。今でもその風習は行われています。

材料(8個分)

  • 小麦粉(ナンブコムギ) 200グラム
  • 熱湯 200cc
  • くるみ  30グラム
  • 黒砂糖 30グラム
  • みそ 15グラム
  • 塩 少々

作り方

  1. くるみは粗く刻み、乾煎りする。
  2. みそと黒砂糖はすり鉢で合わせ、しっとりさせる。それに1のくるみを混ぜる。
  3. 小麦粉はふるいにかける。
  4. 熱湯に塩一つまみ入れる。
  5. 小麦粉に熱湯を入れ、箸で混ぜながら、耳たぶくらいの軟らかさにこねる。
  6. 5を8等分し、直系8センチ位に丸く伸ばし、くるみみそを包み、半月状の形にとじて形を整える。
  7. 蒸気が上がった蒸し器に入れて10分位蒸す(ゆでても良い)。

豆知識

「きんかもち」の由来は「昔の巾着と金貨入れ」を模したものだと伝わっている。
農作業が一段落した時に集落で集まり、作業の慰労と収穫を祈る行事にみんなで「きんかもち」をつくって供えた。

(平成22年認定)

きんかもちの盛りつけ写真

このページに関するお問い合わせ

二戸農業改良普及センター
〒028-6103 岩手県二戸市石切所字荷渡6-3
電話番号:0195-23-9208 ファクス番号:0195-23-9387
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。