「食の匠」 九戸村 小野寺ツギ 『豆しとぎ』
料理の紹介
かつては、旧暦12月12日には山の神様にお供えし、春先にはウグイスを呼ぶということでつくられていました。現在でも、秋じまい(一年の農作業をねぎらい、収穫に感謝する農家の行事)などでつくられています。
材料(4人分)
- 青大豆 200グラム
- 米粉(うるち) 150グラム
- 砂糖 120グラム
- 塩 小さじ2分の1
作り方
- 青大豆はきれいに洗い、一晩水に浸けておく。
- 1の青大豆がひたるくらいの沸騰した湯に、塩をひとつまみ入れ、1の青大豆を入れる。
- 湯が再び沸騰して、青大豆が動き出したら15秒後に食べてみて生臭くなければ、固めでもザルにとり湯を切って、すばやく水で洗って冷やす。
- 3の青大豆をミキサーで粗くつぶし(1ミリ程度の粒が残る程度)、予め混ぜておいた米粉と砂糖と塩を加えて、さらによく混ぜる。
- 太さ5センチ程度の棒状にまとめ、1センチ程度の厚さに切る。
料理のポイント
- 青大豆のゆで方がポイント。ゆで方が足りないと生臭く、ゆですぎると軟らかく、色も悪くなる。
- 大豆の色をよくするため、ゆでる時に塩を加える。
(平成9年認定)
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