「食の匠」 九戸村 山本トワ 『煮しめ』

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ページ番号1014996  更新日 平成31年2月20日

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料理の紹介

手作りの焼豆腐をたくさん使った郷土料理です。
端午の節句や、正月には必ずつくりました。地域の集まりなど人が大勢集まる時にもつくります。

材料(5人分)

  • 焼豆腐 2枚
  • にんじん 中1本
  • ごぼう 小半分
  • しいたけ 4枚
  • ふき(塩蔵) 500グラム
  • わらび(塩蔵) 500グラム
  • こんにゃく 2分の1枚
  • ちくわ 1本
  • さつまあげ 2枚
  • 煮干し 20尾
  • 身欠きにしん 2本
  • だし昆布(結) 結5本
  • 濃口しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 酒 大さじ1

作り方

  1. わらび、ふきは塩出しをして、5センチから6センチに切る。
  2. にんじん、ごぼうは乱切り、ごぼうは水にさらしてアク抜きをする。
  3. 昆布はよく洗い、結んでおく。
  4. ちくわ、さつまあげは、斜め切りにする。
  5. 鍋に、煮干しと5センチに切った身欠きにしん、昆布でだし汁を作る。だし汁にごぼうを入れて煮る。
  6. 沸騰したら、残りの野菜、焼豆腐を入れ、しょうゆで味付けをし、そのあとちくわとさつまあげを入れる。
  7. 弱火でコトコト40分位煮る。
  8. 仕上げに酒、みりん等で味付けし、15分位煮る。

料理・技術のポイント

  • 豆腐を焼いてから使うと型くずれしない。
  • ふきとわらびは、あらかじめ塩抜きしておく。
  • 長く煮ると、味がくどくなるので、野菜が柔らかくなったら、火をとめて30分位煮汁にいれたまま置く。

豆知識

県北部では祝儀、不祝儀を問わず、人が集まる場合には煮しめをつくるならわしがあった。
行事や家族の好み、季節によって材料をかえ、いろどりや切り方、材料の香りなどの特徴を生かした煮しめがつくられた。

(平成10年認定)

煮しめの盛りつけ写真

このページに関するお問い合わせ

二戸農業改良普及センター
〒028-6103 岩手県二戸市石切所字荷渡6-3
電話番号:0195-23-9208 ファクス番号:0195-23-9387
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。