「食の匠」 軽米町 中舘ミヤ 『ひっつみ』
料理の紹介
特別なご馳走ではありませんが、みんなで食べて体も心も暖まる汁物です。
昔は、主食として夕食に食べることが多かったですが、今は、多くの人が集まった時、農作業の手伝いを頼んだ時、また、ご飯がすこし足りない時によくつくります。
材料(5人分)
- 小麦粉 250グラム
- 卵 2分の1個
- 食油 大さじ2分の1
- 水(A) 115cc
- にんじん 2分の1本
- ごぼう 2分の1本
- きのこ(舞茸など) 2分の1パック
- ねぎ 1.5本
- 鶏がら 2分の1羽分
- 煮干し 3匹
- 根しょうが 2分の1かけ
- 水(B) 1,500cc
- しょうゆ 50cc
- 塩 小さじ4分の1
- 酒 50cc
作り方
- 小さいボールに卵を割り、食油と水(A)を加えて泡立て器でほぐす。
- 大きめのボールに小麦粉を入れ、1の卵液を加えながら、箸で静かにかき混ぜ、全体になじんできたら、手でしっかりとこねる。20分位こねて、それを6つ位にわけて丸める。
- 鍋に水(B)を入れ、水洗いした鶏ガラと煮干し、薄切りにした根しょうがを入れて火にかけ、煮立ってから30分位静かに煮詰める。その後、ザルで濾し、鍋にもどす。
- 3にささがきにしたにんじんとささがきにしてアク抜きしたごぼう、小さく裂いて熱湯をかけた舞茸を入れて煮て、酒、しょうゆ、塩で味をつける。
- 4の煮立っている汁に、2を薄く伸ばしてちぎり分け、汁に入れる。仕上げに斜めに薄切りにしたねぎを入れ、味を調える。
(注)だし汁の量は、煮詰め加減で変わるので、濾してみて足りない時は水を加える。調味料は好みにより加減する。
(注)にんじんとごぼう以外の具の野菜やきのこは、季節や好みにより変える。
料理のポイント
- 卵液を小麦粉へ少しずつ加え、箸でゆっくりかき混ぜる。
- こねてから、ラップでくるんで2時間ねかせると伸びがよい。
- こねて小わけしたものを冷凍保存しておくと便利である。
(平成9年認定)
このページに関するお問い合わせ
二戸農業改良普及センター
〒028-6103 岩手県二戸市石切所字荷渡6-3
電話番号:0195-23-9208 ファクス番号:0195-23-9387
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。