<平成29年5月30日>第2回一般国道397号(仮称)新小谷木橋詳細デザイン検討委員会を開催しました!!
県が「復興支援道路」として整備を進めている一般国道397号(仮称)新小谷木橋については、周辺景観に調和した橋梁詳細デザインの設計を行うため、有識者や地元住民等で構成する一般国道397号(仮称)新小谷木橋詳細デザイン検討委員会を設置して検討を進めており、平成29年5月30日に第2回委員会を開催しましたので、お知らせします。
~地域で末永く親しまれる橋梁の整備を目指して~
県が「復興支援道路」として奥州市水沢区で整備を進めている一般国道397号(仮称)新小谷木橋(以下「新小谷木橋」という。)については、地域のシンボルとなる重要なインフラであることを踏まえ、周辺景観に調和した橋桁の色彩や橋梁付属物等の詳細デザインの設計を行う予定です。
このため、有識者や地元住民等で構成する一般国道397号(仮称)新小谷木橋詳細デザイン検討会(委員長:南正昭岩手大学理工学部教授、以下「委員会」という。)を設置し、専門的見地や地元意見等を踏まえた検討を行っており、平成29年5月30日に第2回委員会を開催し、橋桁の色彩案および橋梁付属物等のデザイン案等について審議しました。
橋桁の色彩案の審議では、第1回委員会で決定した橋桁の色彩の方向性や鮮やかさの度合いである彩度を考慮した色彩検討結果等を踏まえて「日本の伝統色」から選定した橋桁の色彩候補案について了承され、最終色彩候補案として5色を選定しました。採用する橋桁の色彩については、最終色彩候補案5色の色彩サンプルを作成し、現地確認(第3回委員会)で決定することになりました。
橋梁付属物等のデザイン案の審議では、新小谷木橋の基本コンセプト(河川空間および遠方の山並みの風景と調和した橋)を踏まえ、眺望を考慮した透過性の高い形式を採用すること、橋梁付属物の色彩は道路付属物を含めて地域の伝統産業である鋳物(南部鉄器)をイメージするダークグレーで統一し良好な連続的道路景観を形成すること、橋上バルコニーの細部デザインの一部に鋳物を活用し南部鉄器特有のデザイン(アラレ模様)を採用することなどのデザイン案について了承されました。
また、新小谷木橋については、これまで完成予定を平成34年度としていましたが、上部工工事の施工計画見直しなどで完成予定を2年早め、平成32年度完成予定(「社会資本の復旧・復興ロードマップ(平成29年4月27日)」で公表)としたところであり、新小谷木橋の工事工程等についても説明を行いました。
第2回委員会資料および開催結果については、添付ファイルをご覧ください。
添付ファイル
第2回委員会資料
- 次第 (PDF 38.5KB)
- 【資料1】委員会規約 (PDF 74.0KB)
- 【資料2】第2回委員会検討資料 (PDF 5.1MB)
- 【参考資料】社会資本の復旧・復興ロードマップ(平成29年4月27日公表) (PDF 646.9KB)
第2回委員会開催結果
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このページに関するお問い合わせ
県南広域振興局土木部 道路整備課
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