橋梁補強補修工事においてAI搭載カメラを活用した自動交通誘導を実施!

ページ番号1085371  更新日 令和7年5月14日

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AI搭載カメラを活用した自動交通誘導システムを導入

 県南広域振興局土木部では、令和7年5月8日から一般県道前沢北上線川目橋橋梁補強補修工事(胆沢郡金ケ崎町)の片側交互通行規制において、AI搭載カメラを活用した自動交通誘導を採用しています。

 公共工事における働き方改革や建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進の取組の一環として、工事施工者である株式会社タカヤから提案があり、本システムを採用しました。

 交通誘導は、交通誘導員や交通信号機により行うのが一般的ですが、AI搭載カメラを活用した自動交通誘導システムを導入することで、以下の効果が期待できると考えています。

 

【AI搭載カメラを活用した自動交通誘導システム導入の効果】

 (1)交通誘導員人手不足の解消(例)通常3人~5配置が必要な区間→1人~2人に減らすことが可能

 (2)自動交通誘導による安定した交通誘導を行うことにより、通行車両の安全性が向上

 (3)誘導員の受傷事故の防止

 (4)交通量に応じたオンデマンド制御により無駄な赤信号待ちを抑制

 (5)万が一の交通事故、違反車両が発生した場合、AI搭載カメラによる画像データ履歴を保存可能

 岩手県内では、国・県・市町村含め初めての本格導入となります。

 

 今回の導入の効果を確認・検証しながら、今後の他の公共工事においても広く普及促進を図っていきたいと考えているところです。 

 

~AI搭載カメラを活用した自動交通誘導システムの仕組みについて~

 規制区間の両端と中央部の3箇所にAI搭載カメラを設置。

 AIにより通行車両の種類や台数を検知。LEDディスプレイに「進んでください」、「対向車あり止マレ」等の表示を行う。

 工事車両の出入りの際は、誘導員がリモコン操作を行い、手動にて信号制御を行う。

アンケート調査ご協力のお願い

 当該区間を通行された皆様を対象として、アンケートに回答いただき、いただいたご意見を今後のより良い公共工事の実施のために参考にさせていただきたいと考えています。

 下記アンケート調査票に必要事項を記載いただき、メール又はfaxにて回答をお願いいたします。

 メールアドレス:BD0006@pref.iwate.jp

 fax:0197-51-1405

 大変お手数をおかけしますが、回答へのご協力をお願いいたします。

規制区間全体
規制区間全体(写真上奥州市側、写真下金ケ崎町側)
進め
進行表示パターン1
進め
進行表示パターン2
止まれ1
停止表示パターン1
止まれ2
停止表示パターン2
規制状況2
起点側(金ケ崎町側)規制状況
中央部カメラ
中央部AI搭載カメラ設置状況
リモコン
リモコン操作画面(手動切り替え時に操作)

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このページに関するお問い合わせ

県南広域振興局土木部 道路河川環境課 道路環境チーム
〒023-0053 岩手県奥州市水沢大手町1-2
電話番号:0197-22-2881(内線番号:356) ファクス番号:0197-51-1405
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。