NPO法人等の職員をかたるオレオレ詐欺被害の発生(R6.12.13)

NPO法人等の職員をかたるオレオレ詐欺の発生

被害の概要は以下のとおりです。

• 被害者宅の固定電話に、環境管理機構を名乗るAから電話があり、「あなたは狙われている。」「個人番号を消す必要があるが、この番号は誰にも教えてはならない。」等と言われ、教えられたNPO法人の連絡先に連絡するよう指示される。
• 被害者がAの指示に従い連絡したところ、NPO法人の職員を名乗るBが応答し、「個人情報を消す必要があるので、番号を教えて欲しい。」等と言われたため、Aから教えられた個人番号をBに伝える。
• 被害者がAに電話をして、Bとのやりとりの内容を説明したところ、「なぜ個人番号を教えた。」「会社に1,000万円の損失が出て、あなたとBは逮捕される。上司のCと相談する。」等と言われる。
• その後、1日2回、AとCから電話が掛かってくるようになり、預貯金や家族構成などを質問された上で、同人らから「損失はうちで補填することとなったが、100万円だけ足りないため、一時的に立て替えて欲しい」等と言われ、逮捕を免れようと思い、現金を準備する。
• 被害者は、盛岡市内の駐車場でAと待ち合わせをしたものの、急遽Aが来られなくなり、Aの代理として現れたDに対して、用意した現金100万円を手渡し、被害に遭ったもの