寒冷期に流行する牛の下痢・呼吸器病に備える
内容
現在、円安や海外情勢を背景に、家畜飼料等の生産資材の価格が高騰し、畜産経営を圧迫する状況が続いています。牛の下痢や呼吸器病の発生は、生産性を低下させ、経営をさらに悪化させる要因となります。これらの病気が流行し易い寒冷期には、少しでも農場の損失を低減させるため、予防対策を強化する必要があります。
県内で過去3年間に発生したウイルスによる下痢・呼吸器病は、牛ロタウイルス病(子牛)が最も多く、寒冷期には牛コロナウイルス病、牛RSウイルス病が増加する傾向がみられます。効果的な予防対策の実践には、原因を特定し、適切なワクチンや消毒薬を選択することに加え、飼養衛生管理の徹底を図ることが重要です。
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岩手県中央家畜保健衛生所
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