採卵育成農場で発生した高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)
内容
今シーズンにおける家きんの高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の発生は、過去最速の令和4年10月28日に1例目が確認されて以降、26道県84事例の発生が確認され、約1771万羽が殺処分されました。この殺処分羽数は過去最多であり、国内飼養羽数の約5.5%を占めます。北海道・東北では、秋田県を除く6道県で12事例の発生がありました。野鳥においては、令和4年9月25日に神奈川県で死亡したハヤブサから本病ウイルスが検出されて以降28道県242事例が確認され、渡り鳥以外のカラスなどの留鳥からも多く検出されていました。県内では、一関市1事例(オオハクチョウ)、花巻市1事例(オオハクチョウ)、盛岡市3事例(ハヤブサ、カラス)で感染が確認され、県内の広範囲にウイルスが浸潤していることが確認されました。
このような状況下で、令和5年3月、県南地域の採卵育成農場でHPAI(H5N1亜型)と診断された事例について、発生状況及び病性鑑定成績を報告します。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
岩手県中央家畜保健衛生所
〒020-0605 岩手県滝沢市砂込390-5
電話番号:019-688-4111 ファクス番号:019-688-4012
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。