県内養豚場における日本脳炎ウイルスの浸潤状況
内容
日本脳炎は、日本脳炎ウイルス(JEV)の感染により、妊娠豚に流死産等の異常産、種雄豚に睾丸炎等を引き起こす家畜伝染病です。JEVは蚊によって媒介されるため、夏前までに種豚へのワクチン接種を行うことで、本病の発生を予防することができます。
令和6年1月、数十年ぶりに県北地域のJEVワクチン未接種農場で本病が発生しました。当該農場では3か月にわたり異常産が多発し、その被害は甚大でした。
本県におけるJEVの浸潤状況を調査した結果、他農場にもJEV抗体保有豚が認められ、令和5年夏以降には複数農場にJEVが浸潤していたことが示唆されました。今後、蚊の活動が始まる夏前までに繁殖に供する豚へのワクチン接種を強く推奨します。
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