県内における高病原性鳥インフルエンザの発生とウイルスの特徴
内容
2004年に国内の家きんにおいて79年ぶりに発生した高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)は、2020年以降、5シーズン連続で発生しています。今シーズンの発生は、2024年10月に北海道で確認されて以降、2月11日時点で14道県51事例の約934万羽が殺処分対象となりました。1月には発生が急増(5県34事例、約607万羽)し、そのうち32事例を岩手県(5事例、123万羽)、愛知県(13事例、144万羽)及び千葉県(14事例、325万羽)が占め、それらの多くは10万羽以上を飼養する大規模採卵鶏農場でした。過去最多の発生となった2022~2023年シーズンには、殺処分数は1,771万羽に上り、鶏卵の価格高騰が起こりましたが、今シーズンはそれを上回る状況が懸念されます。
今回は、2024~2025年シーズンの県内におけるHPAI発生状況と近年のHPAIウイルスの特徴について、概要を御紹介します。
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