<令和3年1月28日>岩手県立盛岡工業高等学校との協働による橋梁点検(健全性診断)を実施しました!!
県では、老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法に基づく橋梁点検を行っています。令和3年1月28日(木曜)に岩手県立盛岡工業高等学校との協働による橋梁点検(健全性診断)を行いましたので、お知らせします。
~インフラメンテナンスの知識向上及び土木業界の担い手の確保・育成を促進~
県が管理する道路橋(約2,800橋)は、建設後50年以上が経過する橋梁の割合が現在の約3割から20年後には約7割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が喫緊の課題となっています。
県では、老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法施行規則に基づき、5年に1回の頻度で橋梁点検(近接目視点検)を行っていますが、令和元年度からは、道路インフラメンテナンスの必要性や重要性の理解向上と自ら実施した点検が県民の安全な暮らしを支えることとなる土木の魅力を感じてもらうことにより、土木業界の担い手の確保・育成を推進するため、県内工業高校との協働による橋梁点検に取組んでいます。
令和2年12月18日(金曜)には、一般県道矢巾西安庭線林平橋等5橋について、岩手県立盛岡工業高等学校(土木科3年生・橋梁調査班7人)との協働による橋梁点検(現地点検)を行ったところですが、その結果を踏まえ、令和3年1月28日(木曜)に、生徒と協働で健全性の診断を行いました。
当日は、生徒が点検橋梁の老朽化状況等を写真で再確認し、県や点検業者(株式会社吉田測量設計)の指導を受けながら、岩手県道路橋定期点検要領に基づいて、健全性を診断し、点検調書を作成しました。
後日、老朽化の状況や健全性の診断結果を、生徒が県に対して報告する予定です。
【協働による橋梁点検実施橋梁】
路線名 | 橋梁名 | 橋長(m) | 完成年(西暦) | 種類 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 一般県道矢巾西安庭線 | 林平橋 | 34.7 | 1992 | 鋼橋 |
2 | 一般県道矢巾西安庭線 | 林平陸橋 |
15.0 |
1992 | コンクリート橋 |
3 | 主要地方道盛岡横手線 | 黒沢川橋 | 18.0 | 1956 | コンクリート橋 |
4 | 主要地方道盛岡横手線 | 桝沢橋 | 55.0 | 1998 | 鋼橋 |
5 | 一般県道矢巾西安庭線 | 白根沢橋 | 47.0 | 1990 | 鋼橋 |
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