<令和4年1月19日>県立久慈工業高等学校との協働による橋梁点検(健全性診断)を実施しました!!
県では、老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法に基づく橋梁点検を行っており、県立久慈工業高等学校との協働による橋梁点検(健全性診断)を行いましたので、お知らせします。
~道路インフラメンテナンスの理解向上と土木技術者の担い手の確保・育成を推進~
県が管理する道路橋(約2,800橋)は、建設後50年以上が経過する橋梁の割合が現在の約3割から20年後には約7割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。
県では、老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法に基づき、5年に1回の頻度で橋梁点検(近接目視点検)を行っています。
令和元年度からは、道路インフラメンテナンスの必要性や重要性の理解向上と自ら実施した点検が県民の安全な暮らしを支えることとなる土木の魅力を感じてもらうことにより、土木技術者の担い手の確保・育成を推進するため、県内工業高校との協働による橋梁点検に取り組んでいます。
令和3年11月25日(木曜)に、県立久慈工業高等学校(建設環境科2年生・環境土木コース7人)との協働により、主要地方道久慈岩泉線 白山大橋等4橋の現地点検を行い、令和4年1月19日(水曜)には、点検した橋梁の健全性の診断を行いました。
当日は、生徒が橋梁の損傷状況等を写真で確認し、県や点検に携わるコンサルタント(東日設計コンサルタント株式会社)の指導を受けながら、岩手県道路橋定期点検要領に基づいて、橋梁の健全性を診断しました。
健全性の診断結果を含めた点検結果の詳細については、2月18日(金曜)に予定している報告会で、生徒が県に説明する予定です。
【協働による橋梁点検実施橋梁】
1 主要地方道久慈岩泉線 白山大橋(久慈市小久慈町第1地割地内)、橋長:128.0m、幅員:8.5m、完成年:1978年(昭和53年)、構造形式:単純非合成鈑桁橋、単純上路式トラス橋、単純非合成鈑桁橋
2 主要地方道久慈岩泉線 赤防橋(久慈市大川目町第37地割地内)、橋長:37.0m、幅員:9.2m、完成年:1987年(昭和62年)、構造形式:単純合成鈑桁橋
3 一般国道281号 川貫橋(久慈市川貫第7地割地内)、橋長:3.0m、幅員:9.1m、完成年:1930年(昭和5年)、構造形式:単純RC中実床版橋
4 一般国道281号 滝の上橋(久慈市山形町川井第11地割地内)、橋長:4.2m、幅員:9.0m、完成年:1993年(平成5年)、構造形式:プレキャストRCボックスカルバート
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