<令和2年11月25日>岩手県立久慈工業高等学校との協働による橋梁点検を実施しました!!
県では、老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法に基づく橋梁点検を行っており、岩手県立久慈工業高等学校との協働による橋梁点検を行いましたので、お知らせします。
~インフラメンテナンスの知識向上及び土木業界の担い手の確保・育成を促進~
県が管理する道路橋(約2,800橋)は、建設後50年以上が経過する橋梁の割合が現在の約3割から20年後には約7割と大幅に上昇する見込みであり、老朽化対策が深刻な課題となっています。
県では、老朽化した橋梁のメンテナンスを適切に行うため、道路法施行規則に基づき、5年に1回の頻度で橋梁点検(近接目視点検)を行っています。令和元年度からは、インフラメンテナンスに関する知識向上及び土木業界の担い手の確保・育成を促進するため、県内工業高校との協働による橋梁点検に取組んでおり、令和2年11月25日(水曜)に岩手県立久慈工業高等学校(建設環境科2年生・環境土木コース8人)との協働による橋梁点検を実施しました。
橋梁点検当日は、岩手県の道路メンテナンスへの取組等について学校で学んだ後、県や点検業者(株式会社エヌティーコンサルタント)の指導を受けながら、主要地方道一戸山形線蒲野橋、一般国道281号丹内橋等4橋の橋梁点検を行いました。
橋梁点検を行った生徒達は、ハンマーによる打音検査やクラックスケールを用いたひび割れ計測等を行い、橋梁の劣化状況等を熱心に点検していました。今後、現地での点検結果を踏まえて、岩手県道路橋定期点検要領に基づく各橋梁の健全性診断及び点検調書の作成を行う予定としています。
県では、今後とも、県民の生活を支える道路施設の良好な利用環境等を確保するため、計画的な点検や修繕等の適切な維持管理を推進していきます。
【協働による橋梁点検実施橋梁】
1 主要地方道一戸山形線蒲野橋(久慈市山形町地内)、橋長:13.5m、完成年:昭和37年(1962年)、構造形式:単純RCT桁橋
2 一般国道281号丹内橋(久慈市山形町地内)、橋長:20.0m、完成年:平成3年(1991年)、構造形式:プレテンション方式PC単純床版橋(中空)
3 一般国道281号岩井橋(久慈市大川目町地内)、橋長:24.4m、完成年:平成8年(1996年)、構造形式:プレテンション方式PC単純T桁橋
4 一般県道野田長内線広内橋(九戸郡野田村野田地内)、橋長:28.5m、完成年:平成24年(2012年)、構造形式:ポストテンション方式PC単純T桁橋
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このページに関するお問い合わせ
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