令和2年9月11日知事会見記録

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1033444 

印刷大きな文字で印刷

開催日時

令和2年9月11日 10時00分から10時40分

会見記録

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。最初に知事から発表があります。それでは、知事お願いします。

知事
 令和元年度岩手県芸術選奨及び岩手県美術選奨の受賞者が決定しましたので、お知らせします。岩手県芸術選奨は、文学や演劇、音楽、舞踊などの分野を対象としており、岩手県美術選奨は絵画や版画、工芸、写真などの分野を対象としています。今回の岩手県芸術選奨受賞者は、歌集を出版された菊池陽(きくち・よう)さんと山口明子(やまぐち・あきこ)さん、句集を出版されたさいとう白沙(さいとう・はくさ)さん、昨年の岩手芸術祭でジャズダンスを公演されたスタジオDANCE ONE(ダンス・ワン)の3名、1団体です。
 次に、岩手県美術選奨受賞者は、洋画の個展を開かれた伊藤真理子(いとう・まりこ)さん、版画の個展を開かれた下川求(しもかわ・もとむ)さん、工芸の個展を開かれた佐々木秀次(ささき・しゅうじ)さん、写真の企画展を開かれた松本伸(まつもと・しん)さん、国際写真展に入選された八幡冨士男(やはた・ふじお)さん、以上5名です。表彰式は9月18日となります。

広聴広報課
 以上で知事からの発表を終わります。

幹事社
 質問の前に、記者クラブへの新たな転入者を紹介いたします。転入者から一言御挨拶をお願いいたします。

(記者紹介)

幹事社
 それでは、ただいまの発表事項1件につきまして、各社から質問があればよろしくお願いいたします。

記者
 毎年度行われていることですけれども、改めて知事から岩手の文化芸術に対する県人の取組について、所感をいただければと思います。

知事
 伝統ある各分野について、着実に優れた作品が発表されているということ、大変すばらしいと思います。また、やはりそれぞれ新しい趣向があって、分野は伝統的であっても、表現の中身、あるいは表現の仕方が新しいというところもあって、大変いいなと思います。

記者
 また、年齢的にもベテランの方から若い方も、今回ダンスという比較的新しい分野というか、そういう分野、多様な文化芸術は、やっぱり岩手の場合では多いなと感じるのですが、その点は知事いかがでしょうか。

知事
 比較的高齢の方が活躍しているというのはありがたいことですし、また若くして賞を受けられる方もいるというのは頼もしいです。

記者
 すみません、私からも1点。芸術選奨のほうで目を引いたのが、いわゆる出版物とか形に残るものではない、ダンスです。今回、これが選ばれたというのが目を引きましたが、こういうダンスとかの公演というのは、新型コロナウイルスの影響でなかなか開催ができなくて、発表の場をなかなか持てないという皆さんがいらっしゃると思います。そういった状況にある表現者の方々への励ましの意味も込めて選ばれたという側面もあるのでしょうか。

知事
 ダンスは学校でも教えるようになり、ある世代から下にとっては非常になじみのある分野になっています。ダンスに対する期待が年ごとにどんどん高まっていくというところがありますし、期待に応えられるように、岩手県のダンスの水準もどんどん上がってきていると思います。普通のやり方での発表が難しいわけですけれども、そういう中で様々に発表の仕方を工夫し、そのために練習を続けている関係者の皆さんには、県も様々な応援をしていきますので、ぜひ精進を重ねて、高まる期待に応えていただきたいと思います。

幹事社
 ほかにございませんでしょうか。
 それでは、発表事項以外につきまして、本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はないのですが、今日は9月11日ということで、東日本大震災から9年半という節目の日というふうになります。そこで、最初に東日本大震災から9年半という日を迎えたことについて、知事から所感をお願いいたします。

知事
 今の質問が正にそうなのですけれども、9年半ということを一つの節目と捉えて、東日本大震災津波を振り返る、そういう企画がテレビや新聞などでも広く行われていて、大変いいことだと思います。今だから語れるというようなこともたくさんありますし、また9年半、時を重ねることで理解が深まっていく、避難の仕方とか避難所の在り方については、特に年々理解が深まっていっていると思います。新型コロナウイルスとの関係で、避難所での感染対策というような新しい問題意識にも応えるなどの振り返りも行われていて、大変いいと思います。
 岩手において、仮設住宅で生活されている方々はおよそ250人になり、次の住まいに皆さんに移っていただくのも、もう一息というところまで来ています。そこに新型コロナウイルスの流行ということがあって、まずできるだけ計画を遅らせないように事業を進めていきたいと思いますし、心と体のケア、コミュニティー支援など、時間が経つほど必要になってくるような部分もありますので、そうしたことをきちんと、被災の現場、被災された方々に寄り添う姿勢を続けて、復興を進めていきたいと思います。

幹事社
 お答えが重複するかもしれないのですけれども、この9年半で取り組んできた県の復興の取組、政策、事業について、評価をお聞かせください。

知事
 おかげさまで復興道路などでは、他の被災県と比べても、何倍もの国の直轄事業費をいただいて、震災前よりも暮らしや仕事に役立ち、安全を確保するための基盤が整備されています。震災前よりもより安全に、そしてより安心して、より活力があるようにできる復興を進めて来たと思います。新型コロナウイルスの問題ですとか、地球温暖化による漁獲量の低下でありますとか、様々な困難はありますけれども、そうしたものを乗り越えて、復興からふるさと振興に進めていきたいと思います。

幹事社
 個別の項目で、今なお残る課題というものをどのように捉えていらっしゃいますか。どういったところに課題があるとお考えでしょうか。

知事
 心と体のケアの問題は、これは何年で終わりということなく続くものと見ています。コミュニティーづくりもそうです。また、様々な今の経済情勢によって、なりわいの再生については様々な困難があります。あとは、東日本大震災の被災地がその後の台風などでさらに被災すると、災害が起きるということもあります。そういったところが主な課題だと思います。

幹事社
 私からは以上です。各社さんから質問があればお願いいたします。

記者
 私も震災9年半の関係で伺いたいのですけれども、国民健康保険などの医療費の窓口負担について、弊社で調査したところ、沿岸の12市町村のうち10市町村が廃止が適当だという回答をいただきました。9年半ということで、それぞれ地域事情が違ってきていることがあるかなと思うのですけれども、これについて知事としての御所感をまず伺ってもよろしいでしょうか。

知事
 毎年、全市町村と相談しながら進めてきていることですので、これからのことについてもそのようにしていきたいと思います。市町村との協議は、今やっている最中でありますし、市町村以外にも関係する方々や関係する団体の意見も伺って、県民的に決定して先に進めていくことができればと思います。

記者
 内陸と沿岸と、また震災復興に対する御意見も違ってきていると思うのですけれども、12月でこの措置の期限が毎年更新されると思うのですが、いつ頃までにそうした決定をされたいというふうにお考えでしょうか。

知事
 これは、締切りありきとか、何か強制的に枠をはめるような決め方は好ましくないと思っていますので、その辺は現場の感覚に寄り添いながら、またそこに専門的な知見も合わせて決めていければと思います。

記者
 仮設住宅について、先ほど250人ほどが生活されていらっしゃるとお話がありましたけれども、例えば隣の宮城県では、プレハブ仮設とかはもうなかったかと思うのですけれども、そういった県によっての違いが出ていることについて、どのようにお考えになっていらっしゃるか、改めてお伺いしてよろしいでしょうか。

知事
 岩手県は、人口当たりの被害の度合いが特に高いところでした。また、面積当たりの被害の度合いで見ても、非常に高いところであります。引っ越していくことができる大きな平野が近くになく、高台移転や低地のかさ上げをした上での住宅の整備でありまして、まず関係者の皆さんの協力によって、そういう整備が進んできたことをありがたく思っております。

記者
 これは、地理的な条件とかによって難しい面もあったけれども、それなりに着実に進んでいるというような、そういった解釈でいらっしゃると。

知事
 他県の事情については詳しく承知していないので、あまり比較することは、私のほうからはしたくないと思っているのですけれども、まず岩手の復興の実態については、制度面でも技術面でも今までなかったような新しいことを導入しながら、今までにない早さで様々進めていただいたと思います。

幹事社
 以降は、震災9年半に限ったことではなくても、あらゆる質問を受け付けたいと思います。

記者
 話がちょっと変わりますが、総裁選の関係なのですけれども、告示を受け、3氏が立候補されて、政策論争がスタートしましたが、知事が気にかけている部分、もしくは気になる政策等があれば、候補者等があれば教えてください。

知事
 団体の中で団体の代表を選ぶことでありますので、あまり私から個別にとやかくということは申し上げないほうがいいかなと思っているのですけれども、いずれにせよ、今の新型コロナウイルスの流行に対する対策は、より強化してほしいと思っておりますし、あとは東京一極集中の是正、地方創生の結果をちゃんと出していけるようにしていただきたいということがあります。あとは、格差の問題や貧困の問題が、やはり日本全体に影を落としているので、そこにきちんと向き合った政策を期待します。

記者
 政策論争の中で、3人とも改憲には前向きな姿勢というのが出てきましたが、その辺りはいかがでしょうか。

知事
 新型コロナウイルス対策のために与党も野党も協力して、国会が一つになって対策に臨むと、来年の衆議院(議員)の任期満了まであと1年くらい、その1年間については、そういう憲法改正とか、意見が大きく分かれるような政策課題は棚上げして、まずは新型コロナウイルス対策に1年間集中するのがいいと思います。

記者
 私から震災9年半のことでお尋ねいたします。震災9年半のタイミングで、NHKが被災者の方々にアンケートを取ったところ、生活にどのような影響を与えているかという質問で最も回答が多かったのが、交流が減ったという回答でした。特に理由として考えられるのは、新型コロナウイルスの影響で、なかなか住民との交流が持ちづらくなったと。もともとコミュニティーづくりが難しいというふうに、先ほど知事もおっしゃいましたけれども、ますます難しさを増している中で、現状どのように認識されて、どのように解決していくのがいいとお考えでしょうか。

知事
 私自身も色々な面で交流が減っています。そういうのを補うために、インターネットを使ったやり取りは前より増えていますし、あとは手紙を書くということが前より増えています。復興を進めるに当たっては、交流というのは大変大事な要素ですので、感染対策をきちんとやって、人と人とが交流できるような場をつくっていくということがまず大事であります。あとは、インターネットのような先端技術、新しい技術を活用した交流を工夫することと、あとは思えば私たちは手紙で、昔の人たちは手紙だけで交流したり、また色々と大事な事を決めるのも、手紙のやり取りで決めたりもしていましたので、手紙の力というものも活用していくのがいいかなと思います。

記者
 ありがとうございます。もう一つ質問させていただきます。震災から9年半、この間に多くの国や県外の都道府県からたくさんの応援職員の方が入られて、今も復興の力になっていただいています。例年この時期になると、来年度の応援職員の確保に向けて動き出す時期かと思うのですが、御存じのように新型コロナの影響で、各都道府県も対応に終われている。さらに、いつどこで自然災害が起きてもおかしくないという状況で、なかなかこの先、応援職員の確保というのは難しくなっていくことが予想されるのですが、知事はその辺についていかがお考えでしょうか。

知事
 感染対策と社会経済活動の両立というのは、日本全体共通のテーマですので、復興支援というのもその中に位置付られると思います。

記者
 職員の確保について、どのように今後取り組んでいけばいいとお考えでしょうか。

知事
 毎年必要な人数を出して、それを様々な形でお願いするということをやっていますので、来年度に向けても同様にやっていきたいと思います。

記者
 震災から9年半の関連で、政治の話なのですけれども、新しい立憲民主党ができようとしており、野党の新しい結集になるということで、改めて今、民主党時代の震災対応というのを知事はどのように評価しているのか教えていただきたいと思います。

知事
 内閣府から担当の政務3役がいち早く被災地を訪れて、関係省庁の人たちも同時に岩手入りしてもらいました。その人たちと毎日毎日状況を分析して、そして必要な策を省庁のほうに働きかけて、各省庁において、必要な策はかなり的確に打ってもらったと思います。岩手県で夏の初め頃には準備していた復興計画も国の予算に反映されて、迅速に復興事業がスタートしていったと思います。

記者
 東日本大震災という未曽有の経験、今の新型コロナウイルスのこともそうだと思うのですけれども、今の自民党の政権と比べて、民主党政権はどのように感じますか。

知事
 今の新型コロナウイルス対策については、多くの指摘があるところですけれども、いわゆる官邸官僚、首相官邸の中にいる、首相に近い官僚数人が決めて動かすというところで、様々な問題が起きたということだと思います。そういうやり方を取らないのであれば、自民党の新総裁の下での内閣であれ、立憲民主党を中心とした内閣であれ、コロナ対策はうまくやれると思います。

記者
 分かりました。GoToトラベルに関してなのですけれども、来月からこれまで除外されていた、東京都を発着する旅行が追加となる見通しになっていますが、このことについて知事は歓迎するのか、それとも歓迎しないのか、どのようにお考えですか。

知事
 東京都において、東京都民が都外に出ることについて、自粛してほしいということはずっと続いていました。それが解禁されようとしていますので、それと併せて東京都がGoToトラベルの対象に含まれるようになるというのは、いいことだと思います。

記者
 いいことということは、今この時期において東京を解禁するということについては、問題ないという認識ですか。

知事
 今、日本の中で、そういう問題がないと言い切れる人というのはいないと思いますよ、色々な効果もあれば、幾つかの問題も出るでしょう。

記者
 知事として、東京都が追加されることで懸念することとか、どのような対策を行っていきたいか、お考えはありますか。

知事
 これは、日本のどこに住んでいる人であれ、旅行するときには感染対策をした上で、いわば、感染対策をしに旅行するという覚悟でやっていただかなければなりません。それはもう東京の人であれ、他のところの人であれ同じです。

記者
 今のに関連しまして、懸念されることの一方で、東京が含まれたことによって、岩手県に何かよい影響が与えられるとすれば、どういったことがあるとお考えでしょうか。

知事
 明確に未来を予測することは難しいと思います。

記者
 恐らく日本国内の旅行者の中で、もちろん人口が一番多い都道府県でありますから、動ける人の絶対数が増えたということは、岩手に来る人もこれまでより多くなるのではないかとは思うのですけれども、そういったところに対する期待というのがもしあればお聞かせいただきたいのですが。

知事
 新型コロナウイルス感染対策上重要なのは、感染対策をきちっとするということです。ですから、感染対策をきちっとするというところに様々な行政の力とか、あと行政の呼びかけをまずは優先させていく必要があり、それは東京がGoToトラベルの対象になってもならなくても同じです。

記者
 先ほど知事のおっしゃった、東京がGoToトラベルの対象に含まれること、いいことであるとおっしゃった、その「いいこと」の意味が明確に私は分からなくて御質問しているのですけれども、今まで移動の自粛が制限されていた人が自由に移動できることになったことがいいことというふうに捉えているのか、岩手にも多くの人が来てくれる可能性が出てきた、いわゆる全国民に対象が広がったわけですから、岩手にもより多くの人が来てもらう可能性があったから、それがいいことであるというふうにおっしゃっているのか、そこの意図を確認したいのですけれども。

知事
 さっき言ったとおりで、東京都としての東京都民に対する移動、行動制限と、国の都民に対するコロナウイルス政策というものを、きちんと一致させることについて、いいことと言っています。

記者
 今の関連で伺います。東京都民の方が旅行で岩手にわんさか来てくれることは歓迎いたしますか。

知事
 それも何を言っているのかをよく分からず、わんさかという言葉だけではコメントできません。

記者
 分かりました。では、改めて言い方を変えさせていただきます。GoToトラベルが、東京都民の方に解禁されるということで、新幹線、飛行機等を使って岩手に来られる方が多くいらっしゃると考えられます。ホテルもしくは観光地に多くの方がいらっしゃるということが想定されますが、多く来られることについて、知事は歓迎されますか、歓迎されないでしょうか。

知事
 1万の言葉を費やしても実態をそのまま言葉にするのは難しいのだろうなと今感じていますけれども、いずれにせよ感染対策をしっかりすることが大事でありまして、東京からであれ、あるいは他のところからであれ、感染対策をしに旅行をするのだという覚悟でやってもらえればいいと思います。

記者
 ありがとうございます。ちょっと話題を変えて他の質問をさせていただきます。ILCに関して伺いたいと思います。先日、KEKのほうから、文部科学省のロードマップへの申請を取り下げていました、というような報告がありました。取り下げていたのは3月頃だということだったのですが、県としてはそれは知っていたのでしょうか、知らなかったのでしょうか。

知事
 ロードマップの審査状況については、非公表ということでしたので、公表をもって初めてその事実を知ったところです。

記者
 ただ、KEKと岩手県は、これまで一体として誘致について取り組んでこられたかと思うのですけれども、知らなかったということではあるのですけれども、先日、県議会とかの方の報告でも、もちろん知らなかったということで、触れられていなかったと思うのですが、その辺のお互いの連携というか、情報交換というのはしっかり取れているというふうにお考えなのでしょうか。

知事
 ヨーロッパがアメリカとともに本格的な政府間協議にも入っていこうとしているという、そういう情勢については、岩手県もKEKも同じ理解でいましたので、今回、それを踏まえた新しいやり方に整理し直すということについては、非常に自然な形だと受け止めています。

記者
 あと併せて伺いたいのですけれども、政府の姿勢なのですけれども、1月から振り返れば、まず学術会議の(マスタープランで学術)大型研究(計画)にはなりましたけれども、重点大型研究(計画)にはならなかった。骨太の方針を見ても、素粒子物理学の推進、大型施設というふうには書いてあるけれども、ILCとは書いていなかった。今回ロードマップには書かれないことになりました。国の姿勢がやはりはっきり見えないところが続いていると思うのですけれども、この辺知事としてはどのように評価されているか、また県としてどのような働きかけを進めていくか伺いたいと思います。

知事
 議員連盟の場の議論でも、様々な取り進め方が議論されていて、文科省の科学の専門家の議論を軸にしていくというのも一つの手ではあったのだと思いますけれども、国際的に新しい動きになっていることもあり、関係する省庁は、他にも色々とありますので、改めて部局横断的な、各省庁連携しての取組の体制をつくっていくのがいいのかもしれません。

広聴広報課
 以上をもちまして、記者会見を終わります。

次回記者会見

次の知事定例記者会見は9月18日(金曜日)の予定です。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 報道担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5285 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。