3 手打ちそば
市町村:久慈市、山形町
氏名・団体名等:成谷自然食の会(食の匠)
料理の紹介
そば粉を利用した最も代表的なものである。行事食、晴れ食、庭じまいの時作られた。
以前は、冠婚葬祭の時集落中の人達が朝早くからそばづくり等を手伝っていて、ほとんどの人達にその技術があったが、最近は作れる人が少なくなっている。
作り方
材料(30玉分)
- そば粉 2キログラム
- 卵 5個から6個
- 豆腐 1丁(800グラム)
現在は、そば粉1キログラムに卵2個、豆腐1丁(600グラムから800グラム)の割合でそば打ちをしているそうです。(平成23年現在)
作り方
- そば粉をこね鉢に入れ、真ん中に崩した豆腐と溶き卵を注ぎ、箸で中心部の粉から少しずつ混ぜ合わせながらまとめていく。
- 全体がまとまったら手でまとめて3つに分け、一つずつを打ち板の上でよくこねる。長めにちぎってみてしなみがでてくるのが目安。
- 打ち板に打ち粉をしながら麺棒で広げるようにのばす。2ミリから3ミリ程度の薄さにのばしたら、包丁の幅になるようにたたんで端から細く切る。
(注)切ったらすぐゆでること! - 沸騰したたっぷりのお湯でゆでた後で冷水にとり、ぬめりがなくなるまで洗いザルにあげる。
(注)冷水でよく洗うと、そばが伸びにくくなります。 - たれは煮干しとこんぶのだしのあっさりした味とする。
好みで、かけそばやザルそばにする。
料理のポイント
全て地元産のそば粉を使った“つなぎ”に地元の手づくり豆腐と卵を使用し、昔ながらの手法で“しなみ”(のびること)を出している。
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