鮭の頭なます(洋野町種市)
料理の紹介
鮭を余すことなく食べるために工夫された一品で、種市の正月には欠かせない料理である。
作り方
材料(8人分)
- 大根 中1本
- 鮭の頭(塩漬け) 中1個
- ねぎ 3本
- 塩(ふり塩用) 適量
- 塩糀 少々
- 醤油 少々
作り方
- 大根は千切りにし、ふり塩をして軽く揉む。しんなりして水分が出てきたら水で洗って手でしっかりと水分を絞る(塩分が抜けていることを確認する)。
- 鮭の頭は縦半分に割り、焼く。程よい焦げ目が付くくらいに焼けたら、身を取り、骨を包丁で細かくたたく(フードプロセッサーにかけると簡単)。
- たたいた骨と身を小鍋に入れ、浸るくらいの水を入れて火にかける。出汁がでたら味を整えるために醤油を入れ火を止める。
- 絞っておいた大根をボウルに入れ、輪切りにしたねぎを加え、3.と合わせる。塩分は花糀の量で加減し、味を整える。
料理のポイント
同様に鮭の頭を使った料理に「氷頭なます」があ。氷頭なますは生鮭の頭の氷頭部分のみを薄くスライスしふり塩でしばらく置いた後、酢でしめて、大根なますと合わせたものであり、ともに正月料理に欠かせない酢のものである。
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