5 けえの汁
市町村:久慈市
氏名・団体名等:川口 キクエ(食の匠)
料理の紹介
11月24日の大師講に日に神様に供える「だいすこけえ」と一緒に食べる汁、小正月の料理のひとつとして代々受け継がれたもので、副食としていただいたものである。信仰上の理由で7種、9種、11種と奇数の具を入れる。
作り方
材料(4人分)
- ごぼう 80グラム
- にんじん 80グラム
- 干ししいたけ 3枚
- わらび 80グラム
- ふき 80グラム
- ぜんまい 20グラム
- ささぎ豆 50グラム
- 焼き豆腐 1枚
- こんにゃく 2分の1枚
- じゃがいも 160グラム
- ゆり根 80グラム
- だし汁 400cc
- しょう油 適量
作り方
- ささぎ豆を少し硬めに下煮する。
- 干ししいたけ、ぜんまいは水にもどす。わらび、ふきはそれぞれ食べやすい長さに切っておく。
- ごぼう、にんじん、じゃがいもはそれぞれ皮をむき、いちょう切りかさいの目切りにしておく。
- 焼き豆腐、こんにゃくは角切りにしておく。
- だし汁に材料を入れ、とろ火で軟らかくなるまで煮る。
- 最後に焼き豆腐とゆり根を入れ、しょう油で味つけする。
以前の味つけは玉味噌のすまし汁で煮込み、たくさん作って何度も温め直し食べたという。
料理のポイント
一品の汁ものの中に野菜をたっぷり入れることで、ビタミン類や蛋白質が含まれ、手のかからない冬の副食として最適。
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