背中あて、煮あげばっとう(普代村)
料理の紹介
普代では、迎え盆と送り盆に供える。お盆に戻ってきた仏様が帰るときに、土産を背中当てをして背負いひもで絞って持って行くために「背中あて」を供える。
細く切ったものは、「煮あげばっとう」という。みそのすましで作るめんつゆは、昔ながらの懐かしい味である。
作り方
材料
- 小麦粉 500グラム
- 塩 大さじ1
- 水 230cc
- 桑の葉
- だし汁 8カップ
- みそのすまし 2分の1カップ
- ねぎ 2本
(注)みそのすましの作り方
水1.5リットルにみそ50グラムを入れ一度煮たて、さらし袋に入れ静かにこす。冷蔵庫にいれれば1週間位は保存ができる。
作り方
- 大きいボールに小麦粉を入れ、塩を混ぜ、水を注ぎながら箸でかき混ぜ、まとまってきたら手で力強くこねる。
- 10分程度こねてなめらかになってきたら、丸くまとめ、打ち板にのせ、とり粉(打ち粉)をふりながらのし棒で薄くのばす。
- 幅5センチ、長さ10センチから12センチ位のひし型に数枚切る(背中あて)。
- 3.の残りをびょうぶたたみにして、幅5ミリ、長さ10センチから12センチの細切りにする(煮あげばっとう)。
- 3.と4.をたっぷりの湯でゆで、水にとって洗い、ざるにあげる。
- 皿に桑の葉をしき5.をのせ、仏様に供える。
- だし汁を煮立て、みそのすましで調味したれをつくり、5.の煮あげばっとうを加えさっと煮立てる。小口切りのねぎを薬味に添える。
料理のポイント
こねてすぐうどんにする時は、ぬるま湯でこねた方が柔らかくできる。こねてから半日位ねかせる時間がある時は、水でこねた方がしなみが出る。
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