ひっつみ(洋野町大野)
料理の紹介
「ひっつみ」とは、「引っ摘む」から転じた方言で、その名の通り、手でちぎって(ひっつまんで)は鍋に入れることからその名が付いたとされている。
作り方
材料(4人から5人分)
- にんじん 130グラム
- ごぼう 150グラム
- しいたけ 70グラム
- しめじ 120グラム
- ねぎ 1本
- しょうゆ 大さじ3から4
- 酒 30cc
- 塩 少々
- 水 8カップ
- 煮干し 50グラム
- 昆布 1本(15センチ)
ひっつみ
- 小麦粉 300グラム
- 水 約200cc
作り方
- 小麦粉に少しずつ水を加えながら、耳たぶくらいの固さにする。15分くらいしっかりこねたら、生地が乾かないように濡れ布きんをかけて2時間くらい寝かせる。(ひっつみ)
- ごぼう、にんじんは大きめのささがきにし、ごぼうは水にさらしアク抜きをする。
- 鍋に水、煮干し、昆布をいれ火にかける。静かに煮出してだし汁をつくる(煮干しと昆布は取り出す)。
- 沸騰しただし汁ににんじんごぼうを入れる。ごぼうが柔らかくなったらしいたけ、しめじを入れる。
- しょうゆを入れ味を調える。
- 再び沸騰したら、寝かせておいたひっつみ生地を左手で持ち、右手に水をつけて生地を薄く伸ばし食べやすい大きさにちぎって鍋に入れる(ひっつみは煮えると浮き上がってくる)。
- 酒と塩少々を入れて味をみて、仕上げにななめ切りのねぎを入れる。
料理のポイント
「ひっつみ」は、地域によって「とってなげ」、「はっと」、「きりばっと」とも呼ばれる。
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